走幅跳で日本一になるために必要な心構えと練習について~松田コーチのメッセージ~

26日(日)午後3時から、走幅跳塾の練習が未来大学の体育館で行われました。参加した13人の選手は、保護者に見守られながら秘伝のトレーニングメニューを真剣にこなし、松田先生から満点の評価を得ました。※トレーニングの様子のスナップ写真は、松田先生のメッセージの後に掲載しています。

函館CRS走幅跳塾の保護者と選手の皆さんへ

2025年がスタートしました。本日(26日)は、1月下旬となります。今年は今のところ雪が少ない状況と温かい陽気でトレーニングしやすい時候です。考えてみますと、シーズンインまで、あと2ヶ月となりました。久しぶりに1月19日(日)に函館千代台に練習に行き、幅跳に必要なジャンプトレーニングを主としてハードルを含めて、選手一人一人に丁寧に対応しながら練習を終えました。感想は、このままでは戦えないと率直に思いました。 ①真剣味がない ②トレーニング中おしゃべりに花が咲いていた(5年男子)③ハードルジャンプが旨くいかない児童に対して笑っている態度 ④指示待ちな選手が多いので、同じ事を何度も私に聞く態度

私は事前にトレーニングメニューを考えて行きますが、千代台でトレーニングしている人数により怪我の防止を含めて、内容を再考します。そして、メニューを作っていきます。怪我防止のヒヤリハットもできていない。

東京の陸上競技を行っている小学生の選手達は、トレーニング中おしゃべりはしていないし、真剣な眼で友達(ライバル) のトレーニングを見て勉強していることを私の大学(東海大学でロサンゼルスオリンピック三段跳で出場した植田先生との会話)の先輩が話していました。

今年、現在5年生は6年生になり、東京の選手と争うんですよ。勝てますか?

もう一度体幹強化をしていきます。未来大学では、助走のイメージにも取り組んで行きます。それと男子については、股関節の柔軟性(可動域)がまったくダメです。お年寄りのような状態です。毎日風呂上がりにストレッチをしていかなければ、グランドでの跳躍をすると怪我で全道も危なくなるので、柔軟性を高めてください。お願いします。

私は保育学科の教員でしたので、次の言葉を皆さんにおくります。

「星の王子さま」アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ作の一説より

『心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目には見えないんだよ』(内藤あろう/訳)

※保護者と選手で、このことを考えてみましょう!
走幅跳塾コーチ 松田 賢一

【満点評価を得た26日の練習風景】